年代:1936年(日付刻印 28 JUIN 1936)製造国:フランス種類:カトリック 初聖体拝領記念クロス/メダイモチーフ:聖杯、聖体(ホスチア)、葡萄、麦の穂裏面:イニシャルと思われるモノグラム、日付刻印有りサイズ:縦約29.6mm 横約25.2mm素材:シルバー800 刻印有り製作者のマーク:AP1936年6月28日という、一人の人の大切な信仰の記念日を今に伝える、フランスのアンティーク・クロスメダイです。裏面にはフランス語で「28 JUIN 1936」(1936年6月28日)の日付と、美しい筆記体によるモノグラムが刻まれています。この日付は表面に施された聖体の意匠と合わせて、カトリックの初聖体拝領(Premire Communion)を記念して作られたものと考えられます。表面中央に描かれているのは、聖杯(カリス)と聖体(ホスチア)。その左右には、豊かに実る葡萄と麦の穂が細やかなレリーフで表現されています。これらはすべて、カトリックにおける「聖体(エウカリスティア)」を象徴する重要なモチーフです。麦から作られるパンはキリストの御体を、葡萄から作られるワインはキリストの御血を象徴します。中央の聖杯とホスチアを囲むように麦と葡萄が配された構図は、最後の晩餐から受け継がれる聖体の秘跡、そしてキリストによって与えられる霊的な糧と生命を表しています。さらに、それらすべてが十字架の中に描かれていることも印象的です。磔刑像そのものを描くのではなく、十字架と聖体を一つの意匠として重ねることで、キリストの犠牲と聖体の秘跡との結びつきを表現したデザインとなっています。裏面には、かつてこのメダイを授けられた人物のものと思われる、優美なモノグラムが手彫りされています。その下には「28 JUIN 1936」。名前とイニシャルと日付を刻むことで、ただ一人のための記念品となった一点です。およそ90年前、初めて聖体を受けた日の喜びと祈り。その記憶が小さなクロスの中に残された、物語性のあるアンティーク聖品です。※約90年前のアンティーク品です。長い年月を経た品ならではの細かな傷や経年変化がございます。新品にはない歴史の一部としてお楽しみください。 写真と同じ